ほとんどの格安SIMは、クレジットカードで料金を支払います。
ですが、クレジットカードを持っていない人や、クレジットカードを使いたくない人もいらっしゃるかと思います。
クレジットカードを利用しない場合の格安SIMの料金の支払いの選択肢は、口座振替などです。
そこで、口座振替で料金を支払える格安SIMをまとめました。
口座振替で料金を支払える格安SIMでおすすめの格安SIMもあわせてご紹介します。
クレジットカード以外で格安SIMを利用したい人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
- 格安SIMの料金を口座振替で支払う場合はいくつかデメリットが発生する可能性があります
- 口座振替で料金を支払うことができる格安SIMをご紹介します
- 口座振替で料金を支払いたい場合、楽天モバイルもしくはUQモバイルがおすすめです。
目次
格安SIMを口座振替で支払う場合の注意点
どの格安SIMでも、クレジットカードで料金を支払うのが基本になっています。
そのため口座振替で料金を支払う場合にはクレジットカードで料金を支払う場合と比べて、一定の条件や手数料、また複雑な手続きなどが発生する場合があります。
そこで、口座振替で料金を支払う場合のデメリットをまず頭に入れておきましょう。
口座振替対応の格安SIMは非常に少ない
格安SIMはたくさんあり、ニッチなニーズにも対応できるプランやオプションがたくさんあります。
ですが、ほとんどの格安SIMはクレジットカードでの料金の支払いしか受け付けておらず、口座振替で料金を支払うことができる格安SIMはごくわずかです。
そのため 口座振替で料金を支払いたい人は、格安SIMの選択肢がかなり少なくなってしまいます。
口座振替対手数料が必要になる格安SIMがある
口座振替に対応している格安SIMで口座振替で料金を支払う場合、一部の格安SIMでは口座振替手数料が毎月発生します。
口座振替手数料は月に100円～200円程度ですが、毎月かかるので、 長い目で見るとクレジットカードで料金を支払う場合と比較するとそれなりの金額を負担することになります。
申し込みに時間がかかる格安SIMがある
ネットで格安SIMを申込む場合、クレジットカード払いなら申し込み手続きは基本的にWebサイトのみで完結します。
申し込み内容などに不備がなければ、申込み手続きから3日～1週間ほどでSIMが利用できるようになります。
ですが口座振替で格安SIMを申し込む場合、格安SIMによっては電話や書類のやり取りが必要になってくる場合があります。
電話や書類のやり取りが必要になると、申込みからSIMの利用ができるようになるまで1～2ヶ月かかる場合も出てきますので、申し込み期間に余裕を持って申込みをしないといけません。
口座振替で料金を支払うことができる格安SIM
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- OCNモバイルONE
上記の格安SIMは、口座振替で料金を支払うことができます。
また、LINEモバイルも間接的に口座振替のように料金を支払うことができます。
それぞれ詳しく解説します。
楽天モバイル
楽天モバイルは、 クレジットカード、デビットカード、口座振替、楽天スーパーポイント払いで料金の支払いができます。
ただし、端末もしくはアクセサリーの購入費用の支払いは口座振替に対応していません。
端末もしくはアクセサリーを楽天モバイルで購入する場合、クレジットカード・代金引換・楽天スーパーポイント（30,000円分まで）で料金を支払わないといけません。
また口座振替で料金を支払う場合、口座振替手数料が毎月100円かかります。
楽天モバイルの口座振替については以下の記事で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。
UQモバイル
UQモバイルは、 クレジットカードもしくは口座振替で料金を支払うことができます。
口座振替で料金を支払う場合でも、 口座振替手数料は発生しませんのでクレジットカード払いと同じ条件で口座振替が利用できます。
UQモバイルの料金の支払い方法については以下の記事で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。
【UQモバイルの公式サイトはこちら】
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、 クレジットカードもしくは口座振替で料金を支払うことができます。
ただしBIGLOBEモバイルを利用する全ての方が口座振替で料金を支払うことができるわけではありません。
BIGLOBE会員かどうか、申し込むSIMのタイプ（データSIM/音声通話SIM）によって、利用できる支払い方法が変わってきます。
- BIGLOBE会員で、光回線を利用中の人（※「コミュファ光」「BIGLOBE光パックNeo with フレッツ」「BIGLOBE 光 with フレッツ」以外のフレッツ光を利用中の方は除く）。
さらに、現在BIGLOBEの料金を口座振替で支払っている場合 - 上記のサービスを利用していないBIGLOBE会員で、現在BIGLOBEの料金を口座振替で支払っている人は、SIMのみを申し込む場合
- BIGLOBE会員でない人は、データ通信専用SIMを申し込む場合のみ（音声SIM・スマホセットは口座振替は不可）
上記の条件に当てはまる方は、口座振替でBIGLOBEモバイルの料金を支払うことができます。
またBIGLOBEモバイルの料金を口座振替で支払う場合は、口座振替手数料が毎月200円かかります。
BIGLOBEモバイルの料金の支払い方法については以下の記事で詳しくまとめています。
mineo
mineoは、 基本的にクレジットカードでしか料金を支払うことができません。
ただし、 mineoの運営会社「ケイ・オプティコム」がサービス展開しているeo光ネットを利用中の人で、eo光ネットの料金を預金口座振替で支払っている人は、mineoの料金の支払いも口座振替が選択できます。
mineoの料金を口座振替で支払う場合、 口座振替手数料はかかりません。
mineoの料金の支払い方法については以下の記事で詳しくまとめています。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、 クレジットカードもしくは口座振替で料金を支払うことができます。
OCNモバイルONEの料金を口座振替で支払う場合、
- カスタマーセンターに電話
- 送られてくる用紙に記入・返送
- OCNモバイルONEから連絡が来たらSIMの申し込み
という流れになり、その手続きの性質上どうしても利用開始までに日数がかかってしまいます。
またSIMとスマホのセットを購入し口座振替で料金を支払う場合は、分割払いが選択できず一括払いしかできません。
OCNモバイルONEの料金の支払い方法については以下の記事で詳しくまとめています。
LINEモバイル
LINEモバイルは、 クレジットカード・LINE Pay・LINE Payカードの中から料金の支払いを選択できます。
「LINE Pay カード払い」は、プリペイドカード「LINE Pay」のチャージ残高で料金を支払います。
残高のチャージには、「銀行口座」 「セブン銀行ATM」 「LOWSON レジチャージ」 「コンビニ」 「オートチャージ（銀行口座が必要）」が用意されており、残高が指定した金額を下回った際に、登録した銀行口座から自動的にチャージをするオートチャージ機能を利用すれば、 LINEモバイルの料金を口座振替のように支払うことができます。
「LINE Pay カード払い」ついては以下の記事で詳しくまとめていますのでそちらもご覧ください。
格安SIMの口座振替の条件の比較一覧表
※表が途切れている場合横にスクロールしてご覧ください。
| 口座振替の条件の有無 | 口座振替手数料 | Webのみで申し込めるか | |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 条件なし | 毎月100円 | 可 |
| UQモバイル | 条件なし | なし | 可 |
| BIGLOBEモバイル | 通話SIMは条件なし 音声通話SIMは条件あり | 毎月200円 | Web申し込み後書類のやり取りが必要 |
| mineo | 条件あり | なし | Webでは不可 |
| OCNモバイルONE | 条件なし | なし | Webでは不可 |
口座振替で料金を支払えるおすすめの格安SIM
繰り返しになりますが、格安SIMの料金の支払い方法は原則クレジットカードです。
そのため料金の支払方法に口座振替を選択すると、クレジットカード払いにはない口座振替手数料がかかってしまう格安SIMや、利用開始まで日数がかかる格安SIMなど、クレジットカード払いにはないデメリットが発生してしまう場合があります。
口座振替で料金を支払いたい場合におすすめの格安SIMはUQモバイルと楽天モバイルです。
UQモバイルはクレジットカード払いと同じ条件で口座振替が利用できます。
楽天モバイルは口座振替手数料が毎月100円かかりますが、もともとの料金プラン自体が安いので他の格安SIMと比較すると口座振替手数料がかかっても大したデメリットにはなりません。
口座振替で料金が支払える格安SIMをお探しならドコモ回線なら楽天モバイル・au回線ならUQモバイルから検討するのをおすすめします。
格安SIMはクレジットカードがないと利用できないものばかり・・・
口座振替でも利用できる格安SIMはないのかなぁ・・・