眠ってるスマホなどに!データ通信SIMの選び方とおすすめの格安SIM

眠ってるスマホなどに!データ通信SIMの選び方とおすすめの格安SIM
斉藤くん

iPadや昔使っていたスマホを、ネットにつないで外出先で利用したいなぁ・・・。

格安SIMのデータ通信SIMを挿せば安く運用できるんだろうけど、料金はどのくらいかかるんだろう? 格安SIMのデータ通信SIMの選び方と、おすすめの格安SIMを知りたいです。

格安SIMのデータ通信専用SIMを利用すれば、家で眠っていたスマホやタブレットなどを安く外で利用することができます。

そこでデータ通信SIMを選ぶ際に事前に確認しておきたいことと、データ通信SIMの選び方についてまとめました。

またデータ通信専用SIMでおすすめの格安SIMをご紹介します。

 

この記事に書いてあること
  • データ通信専用SIMの初期費用や解約手数料など契約する前に確認しておきたい基本事項をまとめました
  • データ通信SIMの選び方について解説します
  • データ通信専用SIMの月額料金の比較とおすすめの格安SIMをご紹介します

 

 

データ通信専用のSIMとは?

ほとんどの格安SIMで、データ通信専用SIMと音声通話機能付きSIMのプランが用意されています。

データ通信専用SIMとはインターネット通信のみができるSIMです。

一方、音声通話機能付きSIMは、インターネット通信に加えて電話回線を利用した通話をすることができます。

データ通信専用SIMでは、電話回線を利用した通話を利用することができません。その分、月額料金が音声通話SIMと比べて700円前後安く設定されています。

また、データ通信専用SIMでは電話回線を利用した通話を利用することはできませんが、LINEやスカイプなどの通話アプリを利用してインターネット回線を利用した通話を利用することはできます。

そのため以下のような場面で利用する場合、データ通信専用SIMがおすすめです。

  • タブレットや2台目のスマホにSIMを挿して利用したい
  • スマホを利用しているが、電話をかける場合は通話料金がかからないLINEやスカイプを使う。また、電話はLINEなどの通話アプリからしかかかってこない。

 

データ通信専用SIMはいつでも解約できる

ほとんどの格安SIIMで、音声通話SIMは最低利用期間が設定されています。そして最低利用期間に解約する場合、1万円前後の違約金が必要になります。

一方、 データ通信専用SIMではほとんどの格安SIMで最低利用期間が設定されておらず、 いつ解約しても違約金がかかりません。

りさちゃん
音声通話SIMで格安SIMへの移行を検討しているけれど、通信速度が遅い、とか電波が悪いという噂を聞くからなぁ…

それで即、解約することになっちゃったら違約金を払うことになるかと思うとなかなか格安SIMにできないなぁ…

というような方はお試しでデータ通信専用SIMを利用してみて、使い心地などに満足出来るようでしたら音声通話SIMでMNPするという事もできます。

 

データ通信専用SIMの初期費用

データ通信専用SIMでも音声通話SIMでも格安SIMを契約する場合、 初期費用が発生します。

初期費用はどの格安SIMでも契約事務手数料(約3,000円)とSIMカード発行料(利用する回線によって変わりますが約400円)、 あわせて税込みで3,500円位が必要になります。

 

データ通信専用格安SIMの選び方

データ通信SIMを選ぶ場合、

  1. 毎月どの位パケットを利用するか
  2. SIMを利用する端末がその料金プランで利用できるか

を確認してからSIMを申し込みましょう。

特に利用する端末が対応していない格安SIMを選択してしまうと、そのSIMが全く利用できない可能性が非常に高いので注意してください。

それぞれについて解説します。

どれくらいデータ通信を使う?

格安SIMは様々なプランを出しています。

3GB・6GB・12GBのシンプルなプランを出しているIIJmioのような格安SIMもあれば、1GBから細かく刻んだプランを出しているDMMモバイルのような格安SIMもあります。

1GBのプランより10GBのプランのほうが当然月額料金は高くなりますので、月に1GBしか使わない人が10GBのプランを契約していると損をすることになります。

まずは自分が月にどのくらいデータ通信を使っているのか把握しておきましょう。

ドコモの確認方法auの確認方法ソフトバンクの確認方法
  1. dメニューから「My docomo(お客様サポート)」にアクセスしてログインする
  2. 当月利用したデータ通信量、利用金額などの一覧が表示されます。
  1. My auへログインします。
  2. 【昨日までのご利用データ量】に当月利用したデータ通信量の合計が表示されます。
  3. 前月ご利用のデータ通信量の確認は「こちら」をタップすれば前月分のデータ通信量が確認できます。
  1. My SoftBankへログインします。
  2. 右上のメニュータブから「使用量の確認」をタップします。
  3. 利用状況の「詳細を見る」から確認できます。

使い方別におすすめの通信量は以下のとおりです。

  • メールやLINEの送信がメイン、1日少しネットで調べ物をしたりニュースを見たりする人⇒1GB~2GB
  • LINEで動画の送信をしたり、動画を少し見たりするしアプリもそこそこ使っている人⇒3GB~10GB
  • 動画をかなり見る、オンラインゲームをヘビーにプレイする人⇒10GB以上

 

SIMを利用する端末は?

利用する格安SIMで販売している端末をSIMとセットで購入する予定の方は問題ありませんが、自分で用意した端末で格安SIMの利用を検討している方は、利用する端末によっては使うことができない格安SIMやプランがでてきます。

ですので、 契約前に利用する端末でそのプランを使えるのかを必ず確認してください。

格安SIMのホームページには、動作確認済みの端末を一覧にしたページがありますのでそこで確認しましょう。

タップで主要格安SIMの動作確認済み端末のページリンク一覧が開きます

また大手キャリアで購入した端末は、基本的にどの端末でも「SIMロック」というのがかかっています。

SIMロックがかかっている端末は、購入したキャリア以外の回線で利用することができませんので、大手キャリアで購入した端末で格安SIMを利用する場合はその端末が利用できるか特に注意してください。

  • ドコモで購入した端末を使う⇒ドコモ回線を利用したプランは基本的に使える
    (mineoドコモプラン・DMMモバイル・エキサイトモバイルなど)
  • auで購入した端末を使う⇒au回線を利用したプランは基本的に使える
    (IIJmioタイプA・UQモバイルなど)

SIMロックがかかっている端末でも、SIMロックを解除すれば他のキャリアの回線を利用することが出来ます。

ですがSIMロックを解除しても、そのスマホ自体がもともと利用したいキャリアの電波に対応していない・一部がつかめないなどの可能性もあります。

SIMロックを解除した端末で利用する場合でも、必ず動作確認済み端末のページで動作確認が出来ている端末かを確認してください。

 

キャンペーンで選ぶのもあり

格安SIMでは様々なキャンペーンを実施しています。

中には月額料金が数ヶ月間安くなったり、初期費用でかかる事務手数料が無料になったりするキャンペーンなど、費用が安くなるキャンペーンを実施している格安SIMもあります。

データ通信専用SIMに限らず、 格安SIMの月額料金は多少の差はありますが月に多くて数百円程度の違いしかありません。

特に気になる格安SIMがない方は、 費用が安くなるキャンペーンを実施している格安SIMの中から選ぶのがおすすめです。

現在実施している格安SIMのキャンペーンは以下の記事でまとめていますのでそちらも参考にしてみてください。

格安SIMの今月のキャンペーンのまとめ

【2019年9月】格安SIMのキャンペーン情報のまとめと比較

2017年8月21日

 

データ通信専用SIMの料金プランの比較とおすすめの格安SIM

ネットをあまり利用しない方

ネットをあまり利用しない人におすすめの料金プラン

※表が途切れている場合横にスクロールしてご覧ください。

格安SIM回線1GB2GB3GB4GB5GB
イオンモバイルドコモ回線/au回線480円780円--980円--
エキサイトモバイル
(最適料金プラン)
ドコモ回線660円
(1GBまで)
770円
(2GBまで)
880円
(3GBまで)
1,150円
(4GBまで)
1,450円
(5GBまで)
楽天モバイルドコモ回線----900円--1,450円
au回線----1,020円--1,570円
BIGLOBEモバイルドコモ回線----900円----
au回線----1,020円----
DMMモバイルドコモ回線480円770円850円--1,210円
IIJmioドコモ回線/au回線----900円----
LINEモバイルドコモ回線/ソフトバンク回線500円--1,110円
(SMS付き)
--1,640円
(SMS付き)
mineoドコモ回線/au回線----900円----
ソフトバンク回線----990円----
NifMoドコモ回線----900円----
UQモバイルau回線----980円----
Y!mobile--1,980円--------

ネットをあまり利用しない人は、月に~5GB利用できる料金プランでまず問題ないかと思います。

その中でもおすすめの格安SIMは、DMMモバイルとmineoです。

とにかく安く利用したい方におすすめの格安SIMは、DMMモバイルです。

DMMモバイルの特長
  • 月額料金がとにかく安い
  • 余ったパケットを翌月に繰り越して利用できる
  • DMMモバイルアプリで通信速度の切り替えが簡単にできる
  • 高速通信時の3日制限がない
DMMモバイルの評価・評判や口コミのまとめ

実際どうなの?DMMモバイルを使った評価・評判と口コミ

2016年11月24日

また、サービスや使い心地などを重視したい方はmineoがおすすめです。

mineoの特長
  • フリータンク・パケットギフト・パケットシェアとパケットを柔軟に利用できる独自サービスが豊富に用意されている
  • 余ったパケットを翌月に繰り越して利用できる
  • mineoアプリで通信速度の切り替えが簡単にできる
  • 「~@mineo.jp」形式のメールアドレスが無料で利用できる
mineoを実際に使った感想・評価と口コミ

mineoを実際に使ってみた!感想と評価・評判と口コミ

2016年11月4日

 

ネットをそこそこ利用する方

ネットをそこそこ利用する人におすすめの料金プラン

※表が途切れている場合横にスクロールしてご覧ください。

格安SIM回線6GB7GB8GB9GB10GB~19GB
イオンモバイルドコモ回線/au回線1,480円--1,980円--12GB:2,680円
エキサイトモバイル
(最適料金プラン)
ドコモ回線1,600円
(6GBまで)
1,900円
(7GBまで)
2,120円
(8GBまで)
2,200円
(9GBまで)
2,380円
(10GBまで)
楽天モバイルドコモ回線--------10GB:2,260円
au回線--------10GB:2,380円
BIGLOBEモバイルドコモ回線1,450円------12GB:2,700円
au回線1,570円------12GB:2,820円
DMMモバイルドコモ回線--1,860円1,980円--10GB:2,190円
15GB:3,280円
IIJmioドコモ回線/au回線1,520円------12GB:2,560円
LINEモバイルドコモ回線/ソフトバンク回線--2,300円
(SMS付き)
----10GB:2,640円
(SMS付き)
mineoドコモ回線/au回線1,580円------10GB:2,520円
ソフトバンク回線1,670円------10GB:2,610円
NifMoドコモ回線--1,600円----13GB:2,800円
Y!mobile----3,696円

ネットをそこそこ利用する方は、月に6GB~利用することが出来る料金プランがおすすめです。

その中でおすすめの格安SIMは、通信速度が安定しているIIJmioです。

IIJmioの特長
  • 通信速度が安定している
  • 余ったパケットを翌月に繰り越して利用できる
  • IIJmioクーポンスイッチで通信速度の切り替えが簡単にできる
  • 高速データ通信の速度制限がない
IIJmioを徹底評価!利用して感じた特長のレビューと口コミ・評判

IIJmioを徹底評価!利用して感じた特長のレビューと口コミ・評判

2017年1月23日

また、「毎月ではないけれど出張や旅行などでパケットを多く使う月がある。」というような、月に利用するパケットが大きく変動する方は、使った分だけ料金を支払うエキサイトモバイルの最適料金プランがおすすめです。

エキサイトモバイルの特長
  • 月に使った分だけ料金を支払う最適料金プランが用意されている
  • 高速データ通信の3日速度制限がない
エキサイトモバイルってどうなの?使った感想・評価と口コミや評判

格安SIMエキサイトモバイルってどう?使った感想・評価と口コミや評判

2016年11月24日

 

ネットをかなり利用する方

ヘビーユーザーにおすすめの料金プラン

※表が途切れている場合横にスクロールしてご覧ください。

格安SIM回線20GB30GB40GB50GB
イオンモバイルドコモ回線/au回線20GB:3,980円5,380円7,480円10,300円
楽天モバイルドコモ回線4,050円5,450円----
au回線4,170円5,520円----
BIGLOBEモバイルドコモ回線4,500円6,750円----
au回線4,620円6,870円----
DMMモバイルドコモ回線3,980円------
mineoドコモ回線/au回線3,980円5,900円----
ソフトバンク回線4,070円5,990円----

Wi-Fi環境を全く利用しないで動画を毎日視聴している方など、ヘビーにネットを利用する方は20GB以上のプランが必要になってくるかと思います。

ヘビーユーザー向けの料金プランを用意している格安SIMはあまりありませんが、フリータンクやパケットギフトなどのパケットのサービスが充実しているmineoがおすすめです。

 

まとめ

データ通信専用SIMを使えば、家で眠っているスマホなどを外出先でネット通信専用端末として安く運用することができます。

データ通信専用SIMに限らず格安SIMを利用するときは、利用する端末が対応しているかどうかを必ず確認してから契約するようにしてください。

どの格安SIMにしようか決まらない方は、データ通信SIMの場合は解約手数料などが発生しないので、初期費用や月額料金の割引などのキャンペーンを実施している格安SIMから選ぶのがおすすめです。

格安SIMの今月のキャンペーンのまとめ

【2019年9月】格安SIMのキャンペーン情報のまとめと比較

2017年8月21日