IIJmioは高速データ通信と低速データ通信の切り替えができます。
そこで、IIJmioの通信速度の切り替え手順をまとめました。
また、低速に切り替えるメリット・活用方法をご紹介します。
- IIJmioは通信速度の切り替えができます
- 低速通信に切り替えることでパケットの節約ができます
- IIJmioの通信速度の切り替え手順を解説します
目次
格安SIMの高速通信と低速通信の速度切り替えとは
「通信速度切り替え機能」は、大手キャリアにない格安SIMの魅力的な機能です。
「通信速度切り替え機能」は、容量がまだ残っていてもユーザー側が任意で、低速データ通信に切り替えることができます。
ただ、全ての格安SIMで、通信速度切り替え機能が利用できるわけでは有りません。
高速データ通信では、残容量がある場合は容量(パケット)を消費してデータ通信をします。
低速通信では、通信速度は遅くなりますが容量(パケット)を消費しないでデータ通信が利用できます。
ネットニュース・LINE・Twitter・アプリゲームなど様々な場面でデータ通信を使いますが、中には通信速度が遅くても余裕で利用できるものもあります。
通信速度がそこまで要求されないサービスを利用する時に、低速通信に切り替えて利用すれば容量が節約できます。
月末にパケット不足にならないように容量を取っておいたり、高速通信を大量に消費する動画の閲覧などに取っておいたりと、データ通信の高速⇔低速を切り替えることで自分でパケットの調整をすることが出来ます。
IIJmioの低速通信で出来ることと出来ないこと
- テキストのみのメール、LINE
- Twitter、Facebook
- テキスト主体のWebページの閲覧
- Googleマップ
- radikoやSpotifyなどのストリーミング再生
上記のようなサービスは、IIJmioの低速通信でも快適に利用できます。LINEで写真を送ったりTwitterで画像を読み込んだりする場合も、若干時間はかかりますが低速通信でも十分利用できます。
- 写真が多いWebページの閲覧
- YouTubeなど動画配信サービス
上記のようなサービスを低速通信で利用すると、読み込めなかったり、読み込みや再生までにとんでもない時間がかかったり、途中で止まったりします。
低速通信では、動画コンテンツの取り扱いは無理だと思っておいて下さい。
僕は、LINEで連絡を取る時やTwitterなどの普段使いで低速通信に切り替えて容量を節約しています。
低速通信でも快適に利用できるものはたくさんあるので、ぜひ低速通信を使って見てください。
IIJmioはバースト転送があるので低速通信も使いやすい
IIJmioはバースト転送が利用できます。バースト転送とは、低速通信を使い始めたはじめの一定量は高速通信できる機能です。
バースト転送とはなんですか
低速通信時にも、通信しはじめの一定量は高速通信できる機能です。
多くの格安SIM は、高速通信できるテータ量を使い切ると低速状態になりますが、IIJmio は低速状態(クーポンが「OFF」の状態)になった後も、はじめの一定量だけ「バースト転送」を行うため、テキストメインのサイトであれば数秒で読み込みが完了することもあり、非常に快適に使うことができます。
バースト転送は低速通信の使い始めの数秒ほどしか影響はありませんが、写真が多いWebページの閲覧などでもバースト転送があることで読み込めてしまう可能性がぐっと高まります。
そのため、バースト転送が有ると無いのでは低速通信で利用できるサービスの幅に雲泥の差があります。
バースト転送の利用は申し込みなどは必要なく、低速通信に切り替えると自動でバースト転送が機能します。
IIJmioのクーポン(通信速度)のON/OFFの切り替え方
IIJmioのデータ通信速度の高速⇔低速切り替えは専用アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」、もしくは公式サイトの会員専用ページで切り替えることができます。
それぞれの切り替え手順について写真付きで詳しく解説します。
「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」から通信速度を切り替える手順
- 「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」を起動します。
- 初回起動時はmioIDとパスワードを入力してログインします。
mioIDは、申し込みが完了した時に届いたメールに記載されています。
mioIDは変更できないので忘れずに保管しておきましょう。
mioIDがわからない人は、登録したメールアドレスのパスワードが分かるならIIJmioのマイページからmioIDを確認できます。
ログイン後、右上のメニュータブ(≡)をタップ→【会員専用ページ】をタップ→【ご契約内容の確認】をタップ→一番上のご契約者情報のところにmioIDが記載されています。
通信速度の切り替えをする電話番号のステータスバーをタップしてON/OFFの切り替えをします。
切り替え完了後、【適用】をタップすれば完了です。
公式サイトの会員専用ページで通信速度を切り替える手順
- IIJmioのマイページにログインします。
- ログイン後、右上のメニュータブ(≡)をタップ→【会員専用ページ】をタップします。
- 下の方にスクロールしていき、【mioモバイル/mioモバイルプラス会員ページ】をタップします。
- 次の画面で、「クーポンの設定」にある【クーポンのON/OFF】切替をタップします。
- 通信速度の切り替えをしたい電話番号にチェックを入れて【次へ】をタップします。
- 通信速度を切り替える場合は「クーポンをON、もしくはOFFにする」にチェックを入れて【実行】をタップすれば完了です。
低速通信の使い過ぎによる速度制限に注意
IIJmioは、高速データ通信の使いすぎによる速度制限はありませんが、低速データ通信時は3日間で366MB以上データ通信をすると速度制限されてしまいます。
ラジオ番組を聴ける「radiko」や、音楽配信サービス「Spotify」などは、低速データ通信でも問題なく利用できますが、1時間で「radiko」は20~30MB、「Spotify」は50~60MBほど通信しますので、低速通信だからといって使いすぎには注意が必要です。
IIJmioの速度制限については以下の記事で詳しくまとめています。
Wi-Fiにつないでいたらクーポン(通信速度)のON/OFFの設定は関係ない
Wi-Fi接続をしているなら、クーポンがONでもOFFでもWi-Fiの通信速度になります。
またWi-Fi接続をしている場合のデータ通信は、高速通信がONでもIIJmioのパケットは消費されません。
まとめ
IIJmioの通信速度の切り替えは、専用アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」と公式サイトの会員専用ページで切り替えることができますが、「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」は手軽に通信速度の切り替えができます。
IIJmioを利用している方で、まだIIJmioの速度切り替えを使ったことがない人はぜひ一度使ってみて下さい。
こまめに通信速度を切り替えることで、パケットの節約ができるようになります。
IIJmioの料金プランなどの詳細は以下の記事で詳しくまとめていますので、そちらも参考にしてみて下さい。
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※表が途切れている場合横にスクロールしてご覧ください。
プラン | データ通信専用SIM | SMS機能付きSIM | 音声通話機能付きSIM | |
---|---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン | タイプD | 900円/月 | 1,040円/月 | ▼ 600円 |
タイプA | -- | 900円/月 | ||
ライトスタートプラン | タイプD | 1,520円/月 | 1,660円/月 | ▼ 1,220円 |
タイプA | -- | 1,520円/月 | ||
ファミリーシェアプラン | タイプD | 2,560円/月 | 2,700円/月 | ▼ 2,260円 |
タイプA | -- | 2,560円月 |
IIJmioのキャンペーンの詳細は以下の記事をご覧ください。
IIJmioは高速データ通信と低速データ通信を切り替えることが出来るらしいんだけれど、どうやって切り替えができるのかなぁ・・・
わざわざ低速に切り替える意味はあるのかなぁ・・・?